開発ストーリー・ReserveNavi誕生記
「IT会社が作った汎用予約システム」ではありません。現場運営者が、自社のために作ったツールです。
旅館の24時間予約対応と、整体院の施術中電話対応。表面的には別物に見える2つの課題は、構造的にほぼ同じ。その気づきから、ReserveNaviは生まれました。
TL;DR — この記事の要点
小規模事業者の予約管理は「業種が違っても本質は同じ」
  • 旅館・整体院・サロン・ネイル・ジムはすべて 時間枠×担当者×お客様 を管理するだけ
  • 業界の常識「月¥10,000ツール」は、小規模店舗には機能過多
  • 「自分で使うために作る」アプローチが、価格と使い勝手を両立させる
01
ORIGIN — 始まり
うちの旅館の予約管理

私たち、ふじみ企業有限会社は、静岡県富士市で「Tabist ゆ縁の宿ふじみ」という小さな旅館を運営しています。

24時間営業のビジネスホテル業態。フロント常駐スタッフは最小限。深夜・早朝に予約電話が入っても、出られない日が続いていました。

「予約管理ツールは世の中に山ほどあるのに、なぜ自分たちの規模に合うものがないんだ」

これが、ReserveNavi開発の出発点でした。

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02
COMMON ISSUES — 共通課題
旅館と整体院で気づいた3つの共通点

宿泊予約と整体院予約は、表面上は別物。でも構造的には、ほぼ同じ課題を抱えています。

共通課題1:営業時間外の問い合わせ機会損失

  • 旅館:チェックイン業務・夕食準備中の電話に出られない
  • 整体院:施術中の電話に出られない

「予約を取りたいお客様」がいるのに、「対応できる人がその時いない」── 時間的ミスマッチが、両業種で同じ形で発生します。

共通課題2:常連客とのコミュニケーション

  • 旅館:「前回と同じ部屋・夕食のアレルギー除外で」
  • 整体院:「前回の続きの施術・腰の具合をフォロー」

過去履歴を即座に参照できるかが、サービス品質を左右する。

共通課題3:価格に見合わない予約ツール

既存の予約管理SaaSは、月額数千円〜数万円。小規模事業者には機能過多で、高すぎる。年商数千万円規模の事業者に、月¥10,000のツールは合いません。これが現場の感覚でした。

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03
VOICE — 現場の声
整体院オーナーから聞いた一言

たまたま、富士市の整体院オーナーと話す機会がありました。

うちの予約、結局LINEと電話と紙の台帳で運用してます。予約システム入れたけど、月¥8,000は高いし、機能の8割は使ってない。LINEだけ自動化できればいいんですけど…
富士市の整体院オーナー

これを聞いて、自分たちの旅館での課題と完全に重なることに気づいたんです。

  • 高機能ツールの大半は使わない
  • でも「LINE自動予約」「ダブルブッキング防止」「リマインダー」だけは絶対欲しい
  • 月¥1,000〜¥3,000で済めば、即導入したい

そこで決めました。自分たちの宿で使う予約ツールを作るついでに、同じ課題を抱える整体院・サロン向けにも提供しよう、と。

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04
PRINCIPLES — 開発方針
4つの絶対条件

開発の前提条件は、明確でした。

条件1:自分の宿が運営できるレベルの実用性

「ベータ版」「お試し」では困る。自社の宿の本番運用に耐える品質を、最初から。

条件2:月額¥980クラスから始められる価格

複雑な機能は捨てる。「予約・カルテ・リマインダー・LINE自動化」に絞り込みます。

条件3:LINE特化(友だち追加不要型)

旅館も整体院も、お客様の主要連絡手段はLINE。なら、LINEを起点に設計する。

条件4:AIで運用負荷を下げる

人間が手作業でやっていた「カルテ要約」「経営レポート」「休眠フォロー」をAIに任せる。

これらの条件で2025年から開発を始め、2026年5月にローンチしました。

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05
INSIGHT — 気づき
本質はどの業種でも同じだった

開発を進める中で確信したのは、「業種が違っても、小規模事業者の予約管理の本質は同じ」ということ。

業種共通の本質
旅館・民泊部屋という「時間枠」を予約販売
整体院・治療院施術ベッドという「時間枠」を予約販売
サロン(美容・ネイル)施術席という「時間枠」を予約販売
パーソナルジムトレーニング枠という「時間枠」を予約販売
写真スタジオスタジオ枠という「時間枠」を予約販売
カウンセリングセッション枠という「時間枠」を予約販売

すべて「 時間枠×担当者×お客様 」の3つを管理するだけのシステム。

機能が複雑になりすぎているのは、IT業界の都合であって、現場の都合じゃない。私たちは「現場目線」で機能を捨てる勇気を持って、シンプルなツールにしました。

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06
VISION — 実現したかったこと
3つの目標

最終的に、ReserveNaviで実現したかったのは、こういうことです。

1. 「業界の常識」を疑える価格設定

月¥10,000が当たり前という業界に、月¥980というラインを引きたかった。

2. 「同業者が分かる」UX

IT企業が作ったツールではなく、現場運営者が作ったツール。「これが欲しかった」と思える機能だけを残す。

3. 「AIで運用負荷を消す」標準化

カルテ要約・経営分析・休眠フォロー下書きなどのAI機能を、月¥2,980で標準搭載。

これらは、FUJIMI DX Lab(私たちのDX事業部)の他のツール(ShiftNavi・AskNavi・RuleNavi・FUJIMI Link 等)でも一貫したコンセプトです。

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07
LIMITS — できないことも正直に
旅館オーナーの開発ゆえの限界

正直に書きます。ReserveNaviは「全業種・全規模に対応」するツールではありません。

  • 美容室の大型店・複数スタッフ管理(〜100名規模)は得意ではない
  • 飲食店の席数管理・コース予約は対応していない
  • BtoB訪問予約・営業アポ管理は別系統

「現場運営者が運営者目線で作る」という方針上、対応業種は意図的に絞っています。

その分、整体・治療・サロン・ネイル・ジム・写真・ペット・カウンセリングなどの 時間枠×個別担当者 型の小規模店舗には、設計思想がぴたりと合います。

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08
CONCLUSION — 結論
道具は、現場の声から生まれる

ReserveNaviは「IT企業が市場調査をして作った予約システム」ではありません。

「自分の宿が困っていたから作った」「近所の整体院も同じ悩みだったから提供した」── 極めてローカルで個人的な動機から始まったツールです。

結果として、月¥980から使える価格と、現場目線のUX、AI機能の標準搭載という形になりました。

もし「予約管理に困っているけど、既存ツールは高すぎる・機能過多」と感じているなら、一度試してみてください。

— 開発ストーリーの先に
現場目線で作られた予約システム
旅館オーナーが「自社で使うために」開発した予約管理システム。整体院・サロン・ネイル・パーソナルジムなど、小規模店舗のリアルな運営現場で使われています。
Reserve Navi を見る →

よくある質問

Q. 旅館経営の傍ら、ITツールを開発する余裕があるんですか?

旅館運営も、ReserveNavi開発も、AI活用と共通基盤で運用負荷を下げる設計にしています。詳しくはFUJIMIN PASSの紹介を。

Q. ReserveNaviは整体院・サロン以外にも使えますか?

「時間枠×担当者」型の予約なら、多くの業種で使えます。サロン整体院美容室ジム写真ペットカウンセリング で組み合わせ提案を出しています。

Q. 開発元の運営会社は信頼できますか?

ふじみ企業有限会社(静岡県富士市・宿泊業/IT事業)として、実際の事業運営の中でツールを使い続けています。会社情報は特定商取引法に基づく表記に。

Q. 開発元への問い合わせは?

各サービスページの問い合わせフォーム、またはReserve Naviの問い合わせから。


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