- 旅館・整体院・サロン・ネイル・ジムはすべて 時間枠×担当者×お客様 を管理するだけ
- 業界の常識「月¥10,000ツール」は、小規模店舗には機能過多
- 「自分で使うために作る」アプローチが、価格と使い勝手を両立させる
私たち、ふじみ企業有限会社は、静岡県富士市で「Tabist ゆ縁の宿ふじみ」という小さな旅館を運営しています。
24時間営業のビジネスホテル業態。フロント常駐スタッフは最小限。深夜・早朝に予約電話が入っても、出られない日が続いていました。
「予約管理ツールは世の中に山ほどあるのに、なぜ自分たちの規模に合うものがないんだ」
これが、ReserveNavi開発の出発点でした。
宿泊予約と整体院予約は、表面上は別物。でも構造的には、ほぼ同じ課題を抱えています。
共通課題1:営業時間外の問い合わせ機会損失
- 旅館:チェックイン業務・夕食準備中の電話に出られない
- 整体院:施術中の電話に出られない
「予約を取りたいお客様」がいるのに、「対応できる人がその時いない」── 時間的ミスマッチが、両業種で同じ形で発生します。
共通課題2:常連客とのコミュニケーション
- 旅館:「前回と同じ部屋・夕食のアレルギー除外で」
- 整体院:「前回の続きの施術・腰の具合をフォロー」
過去履歴を即座に参照できるかが、サービス品質を左右する。
共通課題3:価格に見合わない予約ツール
既存の予約管理SaaSは、月額数千円〜数万円。小規模事業者には機能過多で、高すぎる。年商数千万円規模の事業者に、月¥10,000のツールは合いません。これが現場の感覚でした。
たまたま、富士市の整体院オーナーと話す機会がありました。
これを聞いて、自分たちの旅館での課題と完全に重なることに気づいたんです。
- 高機能ツールの大半は使わない
- でも「LINE自動予約」「ダブルブッキング防止」「リマインダー」だけは絶対欲しい
- 月¥1,000〜¥3,000で済めば、即導入したい
そこで決めました。自分たちの宿で使う予約ツールを作るついでに、同じ課題を抱える整体院・サロン向けにも提供しよう、と。
開発の前提条件は、明確でした。
条件1:自分の宿が運営できるレベルの実用性
「ベータ版」「お試し」では困る。自社の宿の本番運用に耐える品質を、最初から。
条件2:月額¥980クラスから始められる価格
複雑な機能は捨てる。「予約・カルテ・リマインダー・LINE自動化」に絞り込みます。
条件3:LINE特化(友だち追加不要型)
旅館も整体院も、お客様の主要連絡手段はLINE。なら、LINEを起点に設計する。
条件4:AIで運用負荷を下げる
人間が手作業でやっていた「カルテ要約」「経営レポート」「休眠フォロー」をAIに任せる。
これらの条件で2025年から開発を始め、2026年5月にローンチしました。
開発を進める中で確信したのは、「業種が違っても、小規模事業者の予約管理の本質は同じ」ということ。
| 業種 | 共通の本質 |
|---|---|
| 旅館・民泊 | 部屋という「時間枠」を予約販売 |
| 整体院・治療院 | 施術ベッドという「時間枠」を予約販売 |
| サロン(美容・ネイル) | 施術席という「時間枠」を予約販売 |
| パーソナルジム | トレーニング枠という「時間枠」を予約販売 |
| 写真スタジオ | スタジオ枠という「時間枠」を予約販売 |
| カウンセリング | セッション枠という「時間枠」を予約販売 |
すべて「 時間枠×担当者×お客様 」の3つを管理するだけのシステム。
機能が複雑になりすぎているのは、IT業界の都合であって、現場の都合じゃない。私たちは「現場目線」で機能を捨てる勇気を持って、シンプルなツールにしました。
最終的に、ReserveNaviで実現したかったのは、こういうことです。
1. 「業界の常識」を疑える価格設定
月¥10,000が当たり前という業界に、月¥980というラインを引きたかった。
2. 「同業者が分かる」UX
IT企業が作ったツールではなく、現場運営者が作ったツール。「これが欲しかった」と思える機能だけを残す。
3. 「AIで運用負荷を消す」標準化
カルテ要約・経営分析・休眠フォロー下書きなどのAI機能を、月¥2,980で標準搭載。
これらは、FUJIMI DX Lab(私たちのDX事業部)の他のツール(ShiftNavi・AskNavi・RuleNavi・FUJIMI Link 等)でも一貫したコンセプトです。
正直に書きます。ReserveNaviは「全業種・全規模に対応」するツールではありません。
- 美容室の大型店・複数スタッフ管理(〜100名規模)は得意ではない
- 飲食店の席数管理・コース予約は対応していない
- BtoB訪問予約・営業アポ管理は別系統
「現場運営者が運営者目線で作る」という方針上、対応業種は意図的に絞っています。
その分、整体・治療・サロン・ネイル・ジム・写真・ペット・カウンセリングなどの 時間枠×個別担当者 型の小規模店舗には、設計思想がぴたりと合います。
ReserveNaviは「IT企業が市場調査をして作った予約システム」ではありません。
「自分の宿が困っていたから作った」「近所の整体院も同じ悩みだったから提供した」── 極めてローカルで個人的な動機から始まったツールです。
結果として、月¥980から使える価格と、現場目線のUX、AI機能の標準搭載という形になりました。
もし「予約管理に困っているけど、既存ツールは高すぎる・機能過多」と感じているなら、一度試してみてください。
よくある質問
Q. 旅館経営の傍ら、ITツールを開発する余裕があるんですか?
旅館運営も、ReserveNavi開発も、AI活用と共通基盤で運用負荷を下げる設計にしています。詳しくはFUJIMIN PASSの紹介を。
Q. ReserveNaviは整体院・サロン以外にも使えますか?
「時間枠×担当者」型の予約なら、多くの業種で使えます。サロン・整体院・美容室・ジム・写真・ペット・カウンセリング で組み合わせ提案を出しています。
Q. 開発元の運営会社は信頼できますか?
ふじみ企業有限会社(静岡県富士市・宿泊業/IT事業)として、実際の事業運営の中でツールを使い続けています。会社情報は特定商取引法に基づく表記に。
Q. 開発元への問い合わせは?
各サービスページの問い合わせフォーム、またはReserve Naviの問い合わせから。