AI検索・GEO/LLMO

AIに紹介される店・されない店 — 2026年、3つの条件と最新データ

#AI検索#GEO#LLMO#ChatGPT#Gemini#口コミ対策#SEO#店舗集客#BrightLocal#AirOps#小規模店舗
AI検索・GEO/LLMO
「近くで美味しい和食屋、おすすめは?」
お客様はもう、Googleだけに聞いていません。
2026年、日本人の半分以上が ChatGPT や Gemini でお店を調べる時代になりました。
では、AIはどうやって「紹介するお店」を選んでいるのでしょうか。
TL;DR
この記事で分かる3つのこと
  • AIが紹介するお店を選ぶ仕組み
  • AI時代の集客で、いま本当に大事なこと
  • 今日から始められる小さな一歩(3つのアクション)
01
CURRENT STATE — 現状
日本人の、2人に1人。

ICT総研が2026年2月に発表した調査では、日本のネット利用者の54.7%が生成AIを使ったことがあると回答しました。

54.7%
日本のネット利用者のうち、生成AIを利用したことがある人の割合
ICT総研「生成AIサービス利用動向調査」2026年2月

内訳を見ると、ChatGPT が最大シェアですが、Gemini・Copilot も存在感を増しています。

ChatGPT
36.2%
Gemini
25.0%
Copilot
13.3%

「うちのお客様は若い世代じゃないから」と思われるかもしれません。しかし同調査では、50〜60代でも利用率が急増しています。

お客様が「お店を探す場所」は、もうGoogleだけではない。
· · ·
02
HOW AI WORKS — 仕組み
AIは、1回で答えを決めていない。

意外に知られていない事実があります。

ChatGPT や Gemini は、ユーザーの質問を受け取ってから答えを出すまでの間に、裏で何度も検索し直しています

AirOps と SEO研究者 Kevin Indig による共同研究(16,851クエリ分析)では、ChatGPT の実に 89.6% のケースで "追加検索" が実行されていました。

89.6%
ChatGPTが "追加検索" を行うケースの割合。1回の質問で複数回ネット検索を繰り返している。
AirOps × Kevin Indig「Fan-Out Effect」2026
裏で起きていること
質問:「この辺の整体、いいところは?」
→ ①候補を10件検索 → ②口コミを別検索 → ③複数サイトで比較検索
名前が何度も出てくる店を推薦。

つまりAIは、複数の場所で繰り返し名前を見つけた店を選んでいます。

人間の口コミと似ていますね。1人から聞くより、3人から同じ店を勧められたほうが信頼できる——AIも同じ原理で判断しているのです。

· · ·
03
THE CORE — 核心
結局、SEOが9割。

「AI時代だから、SEOはもう古い」そう聞いたことがあるかもしれません。

でも、データは逆のことを示しています。

GOOGLE検索 1位
58%
AIに引用される確率
vs
GOOGLE検索 10位
14%
AIに引用される確率

その差、約4倍

AI に引用される確率は、Google検索の順位にそのまま比例します。つまり、Google検索で上位にあることが、AIに選ばれる大前提なのです。

GEO / LLMO 対策 ≒ SEO である。AI検索対応に飛びつく前に、基礎SEOをきちんとやるべき。
辻正浩(Web担当者Forum・2026年4月)

日本のSEO専門家も口を揃えます。

⚠️
注意
「SEOを捨ててAI対策に全振り」は本末転倒です。AIの引用元は結局 Google の検索結果。基礎SEOがないと、どんなAI対策も空振りします。

SEOが9割、AI対策はその上に "少し足す" もの——この感覚が正解です。

· · ·
04
SCATTERED PRESENCE — 分散
もう1つの鍵は、"どこにでも載っている" こと。

SEOが土台だとして、残り1割を埋めるのがレビューサイトへの露出です。

SE Ranking が2025年11月に発表した調査では、複数のレビュー媒体に掲載されている店舗は ChatGPT に引用される確率が3倍になると報告されています。

3
複数のレビューサイトに掲載されている店舗は、ChatGPTの引用率が3倍に。
SE Ranking「Reviews & AI Search Study」2025年11月

業種別に、押さえるべき媒体はこのあたりです。

業種別・押さえるべき媒体
飲食店:Googleマップ/食べログ/ぐるなび/ホットペッパー
宿泊:じゃらん/楽天トラベル/Tripadvisor
美容・マッサージ:ホットペッパービューティー/楽天ビューティー
全業種共通:Google ビジネスプロフィール(最重要)

AIは先ほどの仕組みで「名前が繰り返し出る店」を選びます。つまり "どこにでも載っている店" ほど、AIから信頼されるのです。

· · ·
05
FRESHNESS — 鮮度
口コミは、"新しさ" が命。

レビューは、量だけでは足りません。

BrightLocal が2026年に発表した調査では、74%のお客様が「直近3ヶ月以内の口コミしか信用しない」と答えています。

74%
直近3ヶ月以内の口コミしか信用しない、と答えたユーザーの割合。
BrightLocal「Local Consumer Review Survey」2026年

例えばこの2店舗、どちらを選びますか?

A店
★5が200件
半年前が最新。数は多いが古い。
B店
★4が5件
今月が最新。少ないが新鮮。

多くの人が——そしてAIも——後者のB店を信頼します。

うまくいったサイン
月5件でいい。 一気に100件集めるより、月に数件ずつ新着を作り続けるほうが、長期的な集客力につながります。来店時に一言声をかけるだけでも、習慣化すれば変わります。
· · ·
06
ACTION — 実践
今日からできる、3つのこと。

難しい話を全部まとめると、やるべきことは3つだけです。

01
Google検索で見つかる基本を整える
お店のWebサイトを持つ(LINE予約だけに頼らない)。Googleビジネスプロフィールを充実させる。月1回はお知らせやブログを更新する。
02
複数の口コミサイトにしっかり載る
業種に合う3〜5つのレビューサイトに登録。店名・住所・電話番号の表記を全サイトで揃える。各サイトの情報を最新に保つ。
03
新しい口コミを継続的に集める
お客様に、さりげなく投稿をお願いする。月に数件のペースを目標に。投稿された口コミには、できる限り返信する。

どれも特別なツールや大きな投資は必要ありません。

小さな積み重ねが、AI時代の集客資産になります。

もう少し踏み込む方へ
上の3つを整えると同時に、Webサイトの技術的な下地も整っていると、AIに選ばれやすくなります。代表的なのは次のようなものです。

Bing への登録(ChatGPT は Bing の検索データを使っているため)
AI クローラーの許可(robots.txt で GPTBot や ClaudeBot を拒否していないか)
サイトマップの送信(Google・Bing の両方)
構造化データ(LocalBusiness)(店舗情報を機械が読める形に)
ページ表示速度(モバイルで遅いサイトは評価が下がる)

この辺りは専門的な作業なので、ホームページの制作会社・運用担当者に相談するのが近道です。「AI検索対応として、Bing登録と構造化データをお願いしたい」と伝えるだけで通じるはずです。

それぞれについては、このコラムでも今後、詳しく触れていく予定です。
· · ·
07
CONCLUSION — まとめ
焦らなくて、大丈夫。

最後に、この記事で伝えたかったことを3つ。

SUMMARY
  • 日本人の 54.7% がもう生成AIで調べる時代(ICT総研 2026-02)
  • AIに選ばれる #1 条件は Google検索で上位 にあること(AirOps 2026)
  • もう1つの鍵は 複数サイト掲載 + 口コミの鮮度(SE Ranking / BrightLocal)

焦って大きな対策をする必要はありません。できるところから、少しずつ

FUJIMI DX Lab では、小さなお店のための AI 時代の予約・集客システムをご提案しています。

— TRY IT NOW
まずは、試してみてください。
今すぐ ChatGPT に
「(あなたのお店のエリア)でおすすめの(あなたの業種)は?」
と聞いてみてください。
あなたのお店は、出てきましたか?
💡
ポイント
次回予告: 実際に "AIに引用されているか" を可視化する仕組みを、近いうちにご案内する予定です。気になる方は FUJIMI DX Lab の更新をお見逃しなく 🌱

参考文献

最終更新: 2026-04-23 | 調査データは随時更新予定

この記事に関連するサービス

FUJIMI DX LAB

この記事と関連するコラム

すべて見る →
← コラム一覧に戻る